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生長の家について

1 :たけ:02/03/05 16:57
生長の家に入ろうかと、悩んでいます。
色々とお話しませんか?

2 :名無しさん@1周年:02/03/05 21:26
何か悩んでいるのですか?

私は信者ではないですが、母親と妹が入信しております。
どちらもステキな女性です。
私は、谷口雅春先生のお話には凄く感動するので、
本はよく読ませていただいています。
仕事が忙しくてなかなか行事には参加できませんが。

3 :よいこ ◆71XQHYEc :02/03/05 21:40
練成道場というのがあって、毎月「練成会」というのをやっています。
関東なら調布市飛田給、関西なら宇治、あと九州の福岡とか河口湖にもあります。
短期(三泊四日)と一般(10日間)のがありますが、日帰りでも、一泊でも
自由に参加でき、予約も不要です。
別に、生長の家の信徒である必要はなく、参加したからと言って、後で、
どうのこうのということもありません。
一泊三食風呂付きで4千円という格安料金です。
まず、一泊でも参加されてみて、様子を見てみたら如何ですか?
きっと、好きになります。
飛田給 http://www.sni-tobitakyu.or.jp/
宇治  http://uji.sni.or.jp/renseikai/renseikai.htm

※ちなみに、「講習会」というのに行かれるとがっかりして、
二度と行く気がしなくなります。これは、本当につまらないです。

4 :名無しさん@1周年:02/03/14 12:57
親と子を考える会ってところがやってる?<成長の家

5 :名無しさん@1周年:02/03/25 13:12
生長の家はとても自由な団体ですよ。入るのもぬけるのも自由。強制は全然なし
さそわれても行きたくなければ、行かなくていいし。練成会も途中で帰りたければ
帰ればいいし、やなことは、ことわっても何も有りませよ。御自由にどうぞ、。

6 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

7 :名無しさん@1周年:02/03/30 00:24
>>6おまえがやめろ。わざわざ時間かけて終了の字御終章様!!バカ,基地害

8 :大宅壮一全集:02/04/03 01:23
大宅壮一全集 第十三巻
 谷口雅春
 大組織の宗教百貨店
 世界旅行で私が得た大きな収穫の一つは、MRA(道徳再武装運動)というものの正体が非
常によくわかったことである。戦後日本人で外国へ行ったものの中で、“MRAの招待”とい
うのが大きなパーセンテージを占めている。その中でも国会議員、地方議員、知事、市長
などの公用族が多い。しかし比率からいってもっとも多いのは革新政党の議員や労組の幹
部である。かれらはわれもわれもとMRAの大会に出かけて行って何を得たであろうか。 
 スイスのコーというところに、MRAの夏期練成道場がある。これは、“道場”といって
も戦時中の日本にあったような殺風景なものでなくて、すばらしく豪しゃなホテルである。
世界一景色のいいところにある最高級のホテルで、世界の珍味を集めた料理を食って、
“チェンジ”する、すなわち心を入れかえるのである。階級闘争や有色人種運動の指導者が、
資本家や白人に対する憎しみを捨てるのである。近ごろの流行語でいえば“洗脳”だ。
中国では、革命に協力しない反動分子を“思想改造所”という監獄に入れて“洗脳”を行って
いるが、MRAでは、ありったけのぜいたくをさせることによって同じ目的を達しようというの
である。ただしその手段が全然逆であるとともに、チェインジさせる方向も正反対である。
 これに要する莫大な費用はどこから出ているのかわからないが、これを思いついたブックマン
という男はタダものではない。一種の精神運動であって宗教ではないといっているが、あらゆる
宗教がその中に取り入れられていて、やっていることは宗教とほとんど変わりはない。ブックマ
ン自身も、見るからに“教祖”そのものである。これが“洋行”好きな日本人、特に議員族の
盲点をついたのだ。


9 :大宅壮一全集:02/04/03 01:26
 この種のカクテル宗教は、世界的な流行と見えて、ほかにもまだたくさんある。階級的、
民族的対立の激化、既成宗教の動脈硬化と宗教的エゴイズムにあいそをつかした人々が、
こういった超宗派的宗教にひきつけられるのであろう。
 日本にもこれに似たものがいくつか生まれた。例えば昭和の初めに広池千九郎の始めた
“モラロジー”(道徳科学)などがその代表的なもので、これは釈迦、キリスト、孔子な
どのエキスをすべて調合した複合ビタミン剤のような形で売り出し、一時は大きな道場を
もって大いに繁盛したものである。彼は大正六年の東大政治科出身で、当時の新興宗教界
ではインテリであったが、いつのまにか時代おくれになってしまった。
 これに代わって登場したのが谷口雅春の“生長の家”である。広池は天理中学の校長を
しているうちに宗教企業の妙味を知り、経営のコツを学んで、新しい一派を開いたのだが、
谷口は大本教の出身である。広池は官学出で、漢学臭が強かったのに反し、谷口は早大英
文科中退で、文学的教養があり、英語はもっとも得意とするところである。この間亡くな
ったメシア教の岡田茂吉も大本教出身であるが、このほうは美術学校中退だけあって、美
術趣味というよりも骨董臭味が抜けなかった。
 文筆的表現力という点からいうと、もともと小説家志望で、これまでに小説も書いてい
る谷口にかなうものは、この国の“神々の世界”には見当たらない。それに谷口は、かつ
て神霊学時代を現出した浅野和三郎の高弟であり、クリスチャン・サイエンスやフロイド
の精神分析なども、自分に都合のいいところは巧みに摂取している。それどころが、マル
クスさえも薬味のように取り入れている。“生長の家”営業案内みたいなパンフレットに
よると、「“生長の家”を『宗教百貨店』といい、ある人は『抜粋』といいます。百貨店
には一流の商品がならんでいて、市井の小売店よりも優良品がそろっていますように、そ
こには真理なる生粋の優良真理を抜粋して陳列してあるのであります」ということになる。
自ら“百貨店”であることを認め、他の宗教を専門店、いや“市井の小売店”扱いしてい
るのである。


10 :大宅壮一全集:02/04/03 01:27
 こうしてこの“宗教百貨店”は大いに繁盛し、“信徒”すなわち常顧客は約百三十万、
“講師”すなわちセールスマンは本部五十七名、地方二千余名、“道場”すなわち支店
は二十九か所(外国三か所)、“誌友相愛会”すなわち特約店は約二千か所(外国九十
か所)という膨大なる組織をもつに至ったのである。
 昨年東京都渋谷区隠田にできあがった“教団本部”すなわち総本社は、敷地約四万平
方メートル、地階とも七階から成る“生長の家独創様式”の建物延坪四千三百平方メー
トル、大小約八十室、総経費約三億と号している。このほかに数多くの外郭組織をもっ
ているが、それについては後でふれることにする。
 いったいこのような組織がいかにしてつくられたのであろうか。その創立者で、今も
この組織の独裁的支配者である谷口雅春とは、果たしていかなる人物であろうか。見た
ところいかにも柔和で、女学校の校長といった感じであるが、現代日本の生んだ大きな
“怪物”の一人であることに変わりはない。

 大本教の聖フランシス
 谷口雅春、本名は正治といって、神戸市外烏原村(後に貯水池となって消えた)で音
吉の次男として、明治二十六年十一月二十二日、旧暦の十五日朝、満月が沈みかかった
ころ、「太陽と月の二つの光に照らされつつ、護られつつ生まれた。」こういう太閤秀
吉みたいな伝記をあつかましくも自分で書いている。
 四歳のときに叔母の家へ養子にもらわれて、大阪の小学校に通った。小学校で算術の
点数が悪かったのは「計数の概念と施与の概念を混同した」。すなわち先生を喜ばせる
ために、試験の答案に数字の水増しをして出したからだという。このこじつけの才能が、
後年彼の書く“御文章”に一貫しているともいえる。


11 :大宅壮一全集:02/04/03 01:29
 市岡中学では死んだ直木三十五の一年上級であった。そのころ谷口はやせていたが、腕
相撲は強く、手のひらが人一倍大きかった。恥ずかしくもあったが「この手は天下を握る
手だ」と思ってうれしくなったという。
 作文は級中第一をもって自認していたが、日々の感想緑を「ペン尖」と題して自分の教
室の入り口に臆面もなく額縁に入れて提示してしかられた。このころすでに中学生として
珍しい表現欲と表現の才能を持っていたことは確かだ。
 中学を終えて大学の科目を選ぶにあたり、養父母は医者になれといったが、早大の文科
に入ってガッカリさせた。しかしかれは後年医術がいやし得ない病人をなおすようになっ
たのだから、医者以上の医者になったのだといっている。
 早大では青野季吉、西条八十、木村毅、直木三十五などと同級であったが、彼は首席で
特待生になったことをたびたび書いている。当時の同級生の話では、谷口は英語のよくで
きたことは事実だが、そのころの文科の学生は自然主義にかぶれて、学校の勉強に力を入
れるものが少なかったからである。
 谷口自身も、田山花袋の“無理想無解決”という自然主義理論の影響をうける一方、オ
スカー・ワイルドやダヌンツィオの芸術至上主義に共鳴し、美を善悪以上に重んじるとい
う当時の風潮に巻き込まれた。その結果、偶然会った「女の胸のカンバスに“恋”という
絵を描いて去れば、宇宙に感情のデリケートな線で描かれた美術が一つふえる」という考
えから、大阪の養家の近所に住む少女にラブレターを書いた。ところが、その少女は貧し
い家の養女で、芸者見習中に朋輩の衣類を盗んで刑をうけた前科者で、東京の彼の下宿に
押しかけてきた。一周間という初めの約束がのびのびになって、ついに女は妊娠し、流産
した。このことが養家に知れて学費はこなくなった。
 女は、芸者に身を売って彼に貢ごうと決意したこともあるが、彼は大学をやめて、二人
で神戸の女の養家にころがりこんだ。とどのつまり、女は台湾芸者に売られて行って、彼
は五十銭の日給で紡績会社の職工となって自活した。


12 :大宅壮一全集:02/04/03 01:31
 まもなく外国雑誌の記事を翻訳する内職が見つかって、収入がグンとふえた。そのころ
彼は二人の女と同時に関係したが、一人は彼のつとめている会社の上役のめいで、もう一
人は娼妓であった。この娼妓の源氏名は、仙台侯をふったのと同じ“高尾”で、谷口以外
の男の膚にふれぬという心願を立てて、たいへんな評判になったという。
 しかし彼のほうは、この女から病毒をうつされてひどく煩悶し、神経衰弱になった。そ
して当時有名だった催眠術師三好霊峰のもとに通うとともに、心霊術の書物をあさり出し
た。心霊術となると、その大本山は大本教で、浅野和三郎が主となってこれを指導してい
た。もともとそういった方面に興味と素質をもっていた谷口は、水の低きにつくがごとく、
大本教に吸いつけられていったのである。
 そのころの綾部は、大本教の“世界建替説”で沸き返り、これを真にうけたものが全国
からワンサと押しかけていた。明治二十五年に書かれた教祖出口なおのお筆先によると、
その“建替”は明治五十五年すなわち大正十一年五月五日に起こるというのである。その
ときがくれば、日本対全世界の大戦争が起り、敵の空襲や天変地異で日本の大部分は灰じ
んとなるが、綾部を中心とする四十キロ四方はこれを“下津磐根”とする一枚岩の上にあ
るから絶対安全地帯である。その審判の日に焼き滅ぼされないために、一日も早く神さま
のご用をしなければならぬというのだ。
 この審判が終わって大本教が世界を統一した後に生まれた新秩序のもとで、出口家は代
々祭祀長、浅野家は代々政務長となるものと予定されていた。そのほか、イギリスやアメ
リカの“太守”に任ぜられるものの下馬評まで行われていたくらいだ。当時大本教では大
阪の大正日日新聞を買収したが、建替後はどうせ通用せぬ金だからと信者の有力者を説き
伏せて保証人とし、借用証書を入れて、支払い期は建替予定日の大正十一年以後にしたの
である。


13 :大宅壮一全集:02/04/03 01:32
 こうした空気に包まれている大本教の中に入った谷口は、たちまちその才能を認められ
て頭角をあらわした。大本教の機関誌『神霊界』に投書したのが動機となって、その編集
陣に参加し、まもなく編集長となった。彼の文名は大いに上がり、浅野和三郎の『大正維
新の真相』の向こうを張って『皇道霊学講話』を書くところまで行った。さらに彼の筆は
「建替を予言した大本教の筆先と、仏説弥勒下生経や、聖書の基督再臨論とを対照させて、
その世界建替説に一層確実らしい傍証を与えた」のである。
 そのころの彼は、ただ一枚の着物しかなく、その上に一本の縄の帯を締めて、みずから
“大本教のフランシス”と称していた。また「私が執筆している光景を横合から霊眼で見
ていて、私と異る霊人が筆をとっている有様をありありと見たという人もあった」と自分
で書いているところを見ると、彼も大まじめでこの建替説を信じ、バスに乗り遅れまいと
真剣に努力していたのかもしれない。
 出口王仁三郎の著書に『霊界物語』というのがある。これは全百四十四巻(ただし八十
二巻まで出たときに検挙されて中絶)という膨大なものだが、内容は出口の精神分裂症的
頭脳から出た妄想を筆記したにすぎない。谷口もその筆記者の一人に選ばれた。つまり王
仁三郎の祐筆に抜てきされたのである。
 しかしこれまでの彼の経歴を見てもわかるように、谷口は女にもてる、いや、“女難”
の傾向がある。しかもたいてい相手は複数である。大本教においても、同時に二人の女が
いた。一人は高等女学校教諭をやめて大本教にやってきたという教団きってのインテリ女
性で『霊界物語』の筆記者でもあった。谷口よりも十五歳も年上の“処女”で、王仁三郎
から“因縁のあるミタマ”だといいよられたのをけって、谷口を慕った。もう一人は十八
歳で、大阪の商家の息子と結婚したが、良人が放蕩者で逃げ出してきたという文学少女で
ある。(この種の宗教にくる女はこういう型が多い)


14 :大宅壮一全集:02/04/03 01:34
 谷口はこの若いほうの女と結婚したが、それが現在の谷口夫人輝子である。二人は亀岡
で結婚式をあげたが、これには王仁三郎教主も参列している。だが、待望の“建替”の行
われる直前に、出口教主以下幹部が不敬罪で検挙され、谷口の家も家宅捜索をうけた。教
主らは起訴されたが、“建替”は結局行われずじまいだった。谷口の心が大本教から離れ
出したのもそのころである。『懺悔の生活』の著者というよりも、倉田百三の『出家とそ
の弟子』に出てくる親鸞上人のモデルとして有名になった西田天香の主宰する『一燈園』
に出入りし、まもなく大本教から完全に足を洗ってしまった。

 「手紙布教」で出発
 しかし一燈園にいてもどうにもならぬので、谷口夫婦は東京に出た。一時『東亜公論』
というインチキ雑誌の手伝いをして生活したが『聖道へ』と題する宗教随筆の書きおろし
ものを出版してその印税で一息ついた。これが好評だったので自身ができて、やはり大本
教を去った浅野和三郎の「心霊科学研究会」の手伝いをするかたわら『神を審判く』とい
う小説を書き上げた。これも本になったが、印税をうけとる直前に関東大震災が起こり、
焼け出されて夫人の郷里高岡へ避難した。
 それから大阪へ移り、これまた同地に移ってきた浅野の仕事を手伝ったが、浅野は彼に
報酬を全然出さなかった。谷口夫婦は生まれたばかりの赤ん坊とともに養家の厄介になっ
ていたが、無知な養母がかれらの留守に、赤ん坊を抱いたり、不消化物を与えたりするの
で、家庭不和で困ったけれど、別居するだけの収入がなかった。
 そのころ浅野の見つけた霊媒に、後藤道明というのがいた。第四次元の世界に出入りし
て何でもとってくるというので評判だった。一日その実験を行ったところ、霊媒はふらり
と町へ出て、まもなく「四次元の世界で神さまからカリフォルニアの梨をもらった」とい
ってきた。だが、後で調べたところによると、この梨は元アメリカ産だったが、当時岡山
でもできて、南京町で売っていたのである。


15 :大宅壮一全集:02/04/03 01:35
 しかし、このインチキな霊媒は座談が巧みで(霊媒というのはたいていそうだが)、こ
んなことをいった。
 「今のいわゆる善人というものは皆貧乏ばかりしていて、自分が貧乏しているから人を
助ける力もなし、自分も苦しい、人も苦しい、これを善中の悪といいます」
 みずから“善人”だと思っている谷口は、この言葉に痛く打たれた。谷口の言葉を借り
ていえば「清貧の無力状態をひしひしと感じ」「豚には人糞を与え、貴婦人には真珠を与
える」ようにならなければウソだということに気がついた。言葉を換えれば、これから奮
起一番、大いに金をもうけようと決意したのである。そのころの著述『信仰革命』の中で、
彼はこの“転機”について大いに論じている。彼の“信仰革命”というのは、実は信仰の
名による金もうけ開業の宣言にほかならない。大正十三年四月のことである。
 幸い新聞の職業紹介欄で“高級翻訳係”の口を見つけ、百七十円の月収にありついた。
なるほど金というのものは、もうけようと思えばもうかるものだ、という彼の根本原理が
実証されたことにもなる。それに金は少しでももうかりだすと、いくらでももうけたくな
るものである。
 金をもうけるといっても、彼としては文筆によるほかはない。それもこれまでの経験か
らいって、たまに単行本を出すくらいでは生活が安定しない。個人雑誌という形で好きな
ことを書いて、一定のファンを獲得し、これを少しずつでもふやしていくことを考えるの
が、いちばん確実で永続性のある方法だと考えた。
 問題はその資金である。毎月の給料の一部を積み立ててある額に達したときに、勤めを
やめて始めるか、それとも五十五歳になって停年でやめたときに退職手当てで出すか、大
いに迷ったという。ところが、ある日、一家そろって買物に出た留守に空巣に入られて、
衣類をゴッソリ盗まれたとき「今起て!」という声が彼の頭にどこからともなくきこえて
きたというからおもしろい。


16 :大宅壮一全集:02/04/03 01:36
 彼が個人雑誌を思いついたのは、初めから手持ちのファンが若干あったからである。大
本教にいたころ彼は“手紙布教”という役を担当していた。これは各種の名簿によって、
これはと思う人物に目星をつけ、あなたのこれまでの生涯の中で興味のある話があったら、
世間に発表したいと思うから知らせてほしいという手紙を出す。少しでも地位のできた人
間は、だれでも自分の過去を語りたい欲望をもっているものだから、感激してすぐ返事を
よこす。するとまた折り返し、彼の書いてきたものに対する感想を書いて送る――といっ
たような方法で、文通を行っているうちに、相手をうまくおびきよせて信者にしてしまう
のである。男では軍人、女では未亡人がいちばんこの手にかかりやすい。
 谷口は大本教でこれを長くやっていて、そのコツをよくつかんでいるし、大本教の信者
を横取りして、谷口個人のファンにしてしまったものも少なくない。これは従来属してい
た宗教から独立して一派を開くものがいつも使う手である。
 大本教全盛時代の信者には、退役軍人が多かった。谷口の“生長の家”も、初期の幹部
には軍人が多い。新興宗教ばかりでなく、伊藤斗福の保全経済会も、地方の支店長級に多
く旧軍人を採用した。職業軍人は社会人としては盲点が多く、その社会的地位に比して経
済的に恵まれていないが、うまく使えば利用価値が大いにあるからだ。この点で新興宗教
も保全経済会も、目のつけ所に変わりがない。


17 :大宅壮一全集:02/04/03 01:38
 発展する宗教株式会社
 こうして一サラリーマンのヘソクリで細々と始めた個人雑誌『生長の家』は、しだいに、
“生長”して行って、昭和九年九月には、資本金二十五万円の株式会社光明思想普及会と
して新しく発足するところまで行ったのである。株式化するとともに、たちまち驚異的な
発展を遂げ、翌年には別に百万円の新会社をつくり、旧社と合併した。当時の百二十五万
円は、今の金にすれば四百倍として五億円である。このときの社長は元陸軍主計総監辻村
楠造である。谷口夫婦は七千株をもち、最大の株主として実権をにぎっているが、顧問格
で、社長に古手の軍人をもってきたところは、当時の社会情勢と照らし合わせて、彼の深
謀遠慮がうかがわれる。
 この会社は、最低三割、うまく行けば五割の配当を保証するという“神示”があったと
いうので、全国の株主兼信者が欲と信仰の二道かけて、血眼になって新しい信者を獲得し
たものだ。一般企業家も、谷口のこの方面の手腕に学ぶべきであろう。
 ところで、これほど人気を博したこの宗教企業株式会社が売り出している商品、すなわ
ち、“光明思想”とは何か。ニュートンが物体落下の諸現象を統一し、そこにある法則を
発見して“地球の引力”と名づけたように、彼は「よき宗教のすべてに貫いて存在すると
ころの“人間救済の原理”を発見」して、これに“生命の実相”なる名称を与えたのだと
いう。
 だが、実際問題としてそれはいったい、どういうご利益があるのか。同じころにできて
驚異的な発展をとげた「ひとのみち」(今日の「PL教団」)は、教祖が郵便配達夫あがり
なので、振替口座から“お振替”なるものを思いつき、これを根本教義としたが、もっと
教養のある谷口は、“神想観”なるものを説いている。


18 :大宅壮一全集:02/04/03 01:39
A 五十嵐某は、隣の工場から出火し、おりあしく風下だったが、「自分は“生長の家”
だから火事に焼けるなどということはない」といってゆうゆうとしていると、とたんに
風向きが変わって風上になった。
B 前橋のある養蚕家が“生長の家”に入って、「神のお送りになったこの世界は無限
供給であって必ずよき成績が上がるものだ」と信じていると、去年の倍ほどの成績を
上げることができたし、先日ひょうが降って桑の葉がいためつけられたときにも、自分
の畑だけは別に損害はなかった
C 某の孫がエキリにかかったとき、「天地一切のものと和解せよ」という教えにした
がって、バイキンよ、お前といえども生命である。生命は神からきたものであり、わ
れわれもまた生命であって神からきたものである。されば汝とわれと神において兄弟
ではないか、汝兄弟なるバイキンよ、私たちは決して殺菌剤を使ったり、注射したり
してお前を殺そうとはしないから、お前もこの子供を殺さないでくれ」と和議を申し
込むと、たちまち熱が下がって子供は快癒した。
 こういう“実例”は、初期に出た『生命の実相』その他の宣伝物からいくらでも拾
いだすことができる。この本を読んだだけで、万事この調子で行くとすれば、こんな
便利重宝なものはない。保全経済会に入って月二割の配当をうけるよりもはるかに有
利である。日本じゅうが“生長の家”に入れば、病院も薬も、消防も警察も、すっか
り要らなくなる。
 この時代に有田音松という男(汚職代議士有田二郎の父)の有田ドラッグ商会で、
これに似たような新聞広告をデカデカと出したものだ。谷口にしても有田にしても、
かれらの売り出している書物や薬で、果してだれの病気でも確実に治るかと問いつ
めると、決して保証するとはいわない。ただ“治ったという実例”がこのとおりあ
るだけで、実際治ったとしても何で治ったのかわからない。縁日のガマの油売りが、
店頭に治ったという人の“礼状”をたくさんならべているのと同じ手口である。


19 :大宅壮一全集:02/04/03 01:42
 特に谷口の場合などは、明らかに医療の妨害である。“生長の家”をあてにして医者に
かかるのをおくれたために生命を失ったものがどれだけあるかわからぬが、そんなのは決
して“礼状”をよこさない。といって直接患者にふれるわけでないから、医師法違反で検
挙することもできないし、宗教法で取り締まろうとすれば、“生長の家は単なる出版会社
で、宗教法人ではない(戦後はもはや大丈夫と見たか、宗教法人に加わった)”といって
逃げた。結局、当局としては、“誇大広告”として罰金刑を課するほかはなかった。戦前
は“生長の家”も“有田ドラッグ”同様に、何度も罰金刑の対象になったはずである。
 
 大コンツェルンの全貌
 しかし、事業は膨張する一方で、各種の外郭組織ができて、宗教思想一手販売ならびに
その付帯事業を包含した一大コンツェルンと化し、その資本総額はどれくらいになるか、
ちょっと見当がつかないくらいだ。その中の主なものを洗ってみると、左のとおりである。
“生長の家”が宗教法人となるとともに、出版は株式会社日本教文社、販売は財団法人世
界聖典普及協会、印刷製本は合資会社光明社というふうに、性根を異にした三組織の分業
になっている。これは主として税金操作の必要からきたものと見られている。
 宇治市にある宇治科学研究所では、バクタモンと称する“微生物農剤”をつくっている。
これはメシア教の「無肥料増産」の向こうをはったもので、某元海軍中将の手になったも
のを買いとったのだという。石原莞爾元中将を教祖のごとくいただいている農民の下で、
酵素(皇祖に通ず)肥料というのが、一時全国的に流行したが、これと同系統に属するも
のらしい。そのほかシクロX・Yと称する健康美容剤も研究中とある。これらを一手で販売
しているのが宝蔵農産株式会社で、全国に三十余の子会社をもち、信者間の購買組合のよ
うな役割を果たしている。
 また財団法人生長の家社会事業団は、保育園、助産所などを経営するとともに、谷口の
著書を英訳したり、文化科学部において、電波による教育資料の研究などを行っている。
これはパチンコみたいな機械を使って、ボタンを押すと、電気が流れて針が動く。これで
信仰の度がわかるそうだから、いわば“信仰メーター”である。


20 :大宅壮一全集:02/04/03 01:43
 この文化科学研究所では、普通のラジオ、テープ・レコーダー、スライドなども研究し
ているが、その製品を売っているのが「株式会社光音社」である。
 福岡市には、“いのちの力には”の神示に基づき、「株式会社力には」なるものをつく
った。これは五階建てのビルで、その中に各種の商店をはじめ劇場その他の大衆娯楽場が
設けられている。
 月刊雑誌は『生長の家』をはじめ、婦人向けの『白鳩』、青年向けの『生長』、少年お
よび低い大衆向けの『光の泉』、心霊学や精神分析研究の『精神科学』、在外二世および
外人向けの『英文生長の家』の六種類が出ている。
 単行本は、谷口の『生命の実相』二十巻が通算七百万部を売って“日本のバイブル”と
称している。そのほか教義、教育、生活に関する単行本やパンフレット類が何百種といっ
て発行されている。

 “一個の労働者”谷口
 これまで新聞社や雑誌社で何度も私と彼との対談を計画したが、彼のほうで応じてこな
かった。しかし最近私は、“生長の家”の本部に足を運んで、彼の説教をきいた。
 信者は老若男女合わせて約千人ばかり集まったが、どっちかというと女のほうが多い。
演壇の中央には“実相”と書いた大きな額がかかっている。これがいわばご神体であろう。
その下に大きなツヅラがおいてあって、その前の机の上に巻物箱がのっている。その中に
入っているお経みたいなものを谷口が教育勅語のように押し頂いてから読むのである。
 彼は当年六十二歳だが、頭髪は黒々として、顔にツヤがあり、気味が悪いほど若々しい。
話すことは書いているものとほとんど変わりがないが、話の中に時事問題を取り入れるこ
とがうまい。ユーモアがあってよく笑わせるが、セックスの問題を大胆に取り上げる。そ
れがまた非常にうけているようだ。古谷綱武の離婚事件などもさっそくもち出して、古谷
は月収三十万円で彼より多いが、決して幸福ではないといったようなことをいうのである。


21 :大宅壮一全集:02/04/03 01:46
 谷口にいわせると、彼は“一個の労働者”である。たくさんな雑誌に毎月書かねばなら
ぬし、月のうち半分は講習会のために地方巡業をしなければならぬ。彼の書いたものの著
作権は社会事業団の所有になっていて、印税は彼のふところに入ってこない。全国に八十
いくつの別荘もあるが、彼の名前にはなっていない。かように「資本主義の中にありなが
ら共生主義でもあり、無所有主義でもあり、自由自在の境地」だといっている。
 だが、これらの別荘は、だれでも使えるわけではない。彼が行くと「いちばんよいフト
ン、いちばんよい食器を出して、いちばんよいごちそうをしてくださる」のである。送り
迎えにも最新型のビューイックが彼専用に使われている。おそらく彼もしくはその家族の
名義になっている財産は莫大なものだと思うが、仮にそんなものが全然なかったとしても、
日本人としての最上の生活がいつも待ちうけている点で、一流会社の社長も及ぶところで
はない。


22 :大宅壮一全集:02/04/03 01:46
 そればかりではない。彼にサービスする男女はすべて信者で、彼を心のよりどころとし
て、神としてあがめているのである。これはいくら金を出しても買えないものだ。“神さ
ま業”は一度味をしめたらやめられない点はここにある。別に積極的に悪いことをしなく
ても、人間の無知と盲点の存するかぎり、その上にアグラをかいておればいいのである。
一方で出て行くものがある代わりに、新しいカモもぞくぞくやってくる。
 最近の最上のカモは何といっても鳩山一郎である。谷口の説によれば、鳩山が脳溢血で
倒れたのは、吉田茂に対する悪感情から、「心の内圧が昂進して高血圧となった」からで、
一時自由党に復帰したのは、「天地一切のものと和解せよ」という“生長の家”の教えを
うけ、さらに「吉田をあがめよ。その敵に対して目にて目をつぐなうは旧約の教えであっ
て、その敵を愛し拝むようにするとき、貴下の病気は速やかに快復に向かう」という谷口
の手紙に従ったからだということになっている。さらに鳩山内閣を成立せしめたものは、
“生長の家”信者の「熱心なる神想観」の結果だという。そこで谷口と鳩山の共著で、
『危機に立つ日本』と題するパンフレットまで出ていて、鳩山は“生長の家”の宣伝に
百パーセント利用されている。
 谷口のことを“生長の家”の信者の間では、“昭和の弘法大師”と呼び、彼もそれを
ねらっているそうだが、実は弘法大師自身もこの種の“怪物”であったかもしれぬ。


23 :名無しさん@1周年:02/04/03 01:46
クエイク(*゜▽゜)ノ__/ ̄\_/ ̄\__/ ̄\_

24 :名無しさん@1周年:02/04/04 06:31
こちらのスレにも大宅壮一全集登場昭和12年発買のそんなコピーページ貼り付けて
あんた別のスレでもやっるけど、そんな古い本貼り付けて,目的は何なの?バカ

25 :名無しさん@1周年:02/04/12 12:40
んばば

26 :名無しさん@1周年:02/04/12 23:02
age age age age age age age age age age age age age age age age age
age age age age age age age age age age age age age age age age age
age age age age age age age age age age age age age age age age age
age age age

27 :名無しさん@1周年:02/04/13 06:03
ageagr

28 :名無しさん@1周年:02/04/13 08:13
昭和5年に立教して、12年には、すでに、このくらいの
社会的反響を呼んでいたということには、驚きます。
「出る杭は打たれる。」のたとえの通り、それくらい力が
あったという証左でしょう。

29 :哲学入門:02/04/13 15:07
 ――いま思い出しましたが、福井の地震のとき、この地震は共産党のせいだというデマ
がとんだそうですね。谷口の説だと、精神が境遇をうみ出し、心が物質の性質を変えるの
だから、共産党の「破壊的精神」が自然を破壊して地震をうみ出したという理論がでてく
ることにもなりますね。
 ――関西でそういうデマがとんだ話はわたしもききました。谷口の一派は京都方面で有
力ですから、これと関係があるのではないかというあなたの考えは恐らくあたっているの
ではないかと思います。そのことはほかの天災について谷口が説いている次の一文から考
えてもわかります。これは農地改革反対論で、公職追放者が政治を論じるのだから追放令
違反ですが、政治的立場をよく示しています。
 「現地の物価に於いては一段歩の野菜の年収二万円もあがり得る農地を、ただの千円前
後の金で買上げ再分配すると言ふことは、千円の資本で二万円(二百割)の収益を小作人
に与えるといふことであって、かかる不当利得を小作人に与えると言ふことは、結局地主
側に不当損失を与えている証拠なのである。それは結局、地主から奪って小作人に与える
のであり、父祖伝来の徳によって持ち続けて来た農地を奪はれた地主は、涙をふるって、
『そんなに俺の地面を奪はれてしまふ位なら洪水でも出て流れてしまへ!』と思ったこと
であろう。この呪詛の思い、この悲痛の涙こそ具象化して、一年分の三分の一にもなる雨
量が数日中に降るやうになったのである。心が天候を左右し、天変地異を左右しないと思
ふ者は、神と心の法則とを知らざる唯物論者である。」(谷口雅春「農地水害の精神的原
因」――『白鳩』昭和二十二年十二月号)
 ――西田哲学も、根本が同じ立場だとすれば、具体的な現実に適用してみればつきつめ
るところやはりそこにくるわけでしょうし、神が世界のつくり主だという以上キリスト教
でも同じになるわけで、いずれも同一の階級的な立場がでてくるのですね。


30 :哲学入門:02/04/13 15:11
 ――日本の神道も、キリスト教も、西田哲学も、アメリカの心霊学も、「生長の家」も、
根本的に同じ神がかり哲学を持っているのですから、軍国主義者はなやかだった頃は「神
代」を賛美して、古事記を自分の理論の中心に置き、天皇絶対論を事々にふりまわしてい
た谷口が、敗戦後いちはやくキリスト教やアメリカ心霊学に看板をぬりかえる芸当ができ
たのも実は何のふしぎもない当然のことです。階級的立場も昔と今と何ら変化してはいま
せん。戦争中は日本式の神がかりのほうが本や雑誌の売れ行きがいいし、また谷口の理論
をまちがいだといって反対するまともな人間や医師や科学者たちを、自分の説に反対する
からにはおまえは神をうたがい国体をうたがい天皇の生き神さまであることを否定する非
国民だとおどかして黙らせるという、極めて悪らつな手段ともして利用しただけです。
 ――谷口が公職追放になったのも当りまえですね。今はアメリカばやりだからキリスト
教やアメリカ心霊学に転換しているとは、実に商売上手ですなァ。
 ――哲学的観念論や宗教がアヘンの役割をはたすことを実に端的に示している点で、社
会のどういう種類の人間に奉仕しているかを露骨に物語っている点で、これはたいへん興
味ある教えだと思います。戦争中も信者はずいぶん多くて、先生――谷口のことをこう呼
ぶのですが――は全国各地に講演してまわっていました。「天皇は、この宇宙のすべての
『いのち』のつくり主である神さまの子孫、生き神さまであって、絶対に負けない。諸君
が苦しくても心をかえれば楽になるのであり、苦しいと思わず勝つ勝つと思えばこの心が
戦局を左右して勝つのである」と必勝の信念を理論づけて説いていました。しかし戦いは
ますます不利になる。内情を知っている政治家たちは、もう日本も長いことはないナと感
づいた。谷口のところにもこの連中からニュースが入っていたので、このまま今までのよ
うに必勝の信念を唱えつづけていたのでは自分も滅亡だと、降伏の数ヵ月前この講演をや
めてしまいました。ついに降伏は実現する。占領軍が上陸する。そこで「生長の家」も、
アメリカ流に看板をぬりかえて再出発しようということにきめる。


31 :哲学入門:02/04/13 15:12
昔たくさん出した本も天皇のところだけとればよかろうし、「甘露の法雨」にはテの字も
入っていないからGHQニラまれもしなかろう――などと幹部は相談していましたが、収ま
らないのはつい先日まで谷口の天皇絶対必勝論を信じていた信者諸君です。全国の信者か
ら続々と手きびしい抗議や不信の手紙が殺到しました。はじめは谷口もいいわけのような
ものを印刷して送っていましたが、後には「君子は豹変する」とはこのことだ、不思議は
ない、と大いに心臓ぶりを発揮したのですから河内山そこのけのいい度胸でした。
 ――相当のインテリでこの「生長の家」に迷っている者がたくさんあるそうですね。正
体をみれば天理教やひとのみちと大同小異のようですが、同じ神がかりでも璽光サンなど
は子供らしくバカバカしくて何か滑稽味があるにひきかえ「生長の家」はあくまで科学的
につくられた落し穴というような恐ろしい感じがしますね。
――それは、教主の谷口をはじめ、本や雑誌をこしらえたり企画を立てている幹部や、谷
口の名前で文章を作っている連中が、その辺の邪教のように精神上の欠陥があるモウソ
ウ狂患者と取りまき連の集りではなくて、すべて正常の人間であり、しかも大学程度の高
等教育を受けて世間にも通じた教養ある年輩の人間ばかりだからです。左翼運動の転向者
も関係していました。
 ――それなんか「善に強きは悪にも」で、河内山を逆に行ったというところですね。
 ――あはははは、モダン河内山ですか。とにかくその教養と才能が本や雑誌をこしらえ
て売る商売上のやりかた、信者の「細胞」を拡大強化し教育を行ない「カンパ」をあつめ
る組織活動、対外宣伝等あらゆるところに発揮されています。本部は「研究」機関として
も立派な組織であって、日本はいうまでもなく全世界にわたって文献をあつめ、谷口の教
説に役立ちそうなものは残らず体系にとりいれて、絶えずヨリ新しく、ますます豊富なも
のにしているのです。何度もいうように神がかり理論はすべて根本原理が一致しているの
ですから、谷口の教えの「正しさ」を証明する文献は全世界にころがっているわけです。
こういう事情を知らない人は、谷口がキリストやシャカやヘーゲルやカントと肩を並べる
大宗教家大学者で、あらゆる理論が谷口の偉大さを示していると買かぶります。


32 :哲学入門:02/04/13 15:14
この谷口理論のほかの神がかりとの根本的な一致は、マルクス主義の根本原理があらゆる
科学の根本原理と一致するのと同様、何の不思議でもないのです。
 ――インテリで横文字の文献が読めるから、科学に対抗して、「全世界の神がかり団結
せよ!」を実践にうつせるわけですね。
 ――科学者でありながら神がかりな人たちも古今東西にずいぶんいますから、こういう
人たちの文章も集めて、科学者さえいまの科学の立場のあやまりを知って真の科学を求め
ているではないか、これは谷口の教えと同じであると、理論に「科学的」な色彩を盛って
います。その一人に東条内閣の文相で毒薬自殺した橋田邦彦博士があって、東条がもては
やされていた当時はなかなか役に立ったようです。科学の先端をゆく原子核物理学も神が
かり的解釈があればすぐ取り入れますし、「宇宙線中の素粒子が消失するのは、物質が
『無』であるという谷口理論の証明である」なんて説明しています。ヘーゲルや西田哲学
などをかじっている人たちは当然谷口理論に共通点を見出すでしょうし、日本人は一般に
専門家のいうことなら全然畑ちがいのことを論じても信じてしまい、横文字の本から引用
したとなると無条件にありがたがる傾向がありますから、インテリがずるずるとひきこま
れるのです。
 ――いろいろな点で、「生長の家」を正しく理解し、十分に学ぶ必要があるように思わ
れますが、これまで民主主義的な科学者や哲学者のあいだではあまり問題にされなかった
のではないでしょうか。
 ――哲学者の怠慢ですね。
 ――信者はわたしたちのこういう説明を聞いて何と思うでしょう。「たとえ教えはイン
チキでもとにかく精神のもち方をかえれば病気がよくなることもあるのだから、現に社会
に役立っているではないか。全然否定的態度をとるのはいけないと思う。その有用性を否
定して行きすぎだ」という主張も出そうに思いますが。


33 :哲学入門:02/04/13 15:16
 ――弁証法的唯物論者は、いくら神がかりを攻撃しても、決して「全然有用性を否定す
る」わけではありません。東条はわたしたちの生活を今のような悲惨な状態におとした人
民の敵の一人です。しかしわたしたちの立場から東条の有用性が全然ないかというと決し
てそうではありません。これは強盗の有用性と似ています。「ああいう悪いことをすると
死刑になるという実例を見せて、教育的効果は莫大である」という有用性ですね。世の中
に「全然約に立たない」というものは存在しないのです。弁証法がそのことを教えてくれ
ます。同じように「どこからどこまで役に立つ」というものもないのです。ここでも一面
的に物事を見ず両面をただしくとらえて、社会的なありかた、多数の人たちに利益という
立場からとりあげなければなりません。「生長の家」と反対の場合を考えて見ましょう。
科学をおしえ、真理を学ばせる学校は、果して有害な面をもたないでしょうか。ニセ手紙
を書いて百万円のサギをした男があるとします。もしこの男に手紙を書くだけの学力がな
かったら、たしかにこの事件は起こらなかったでしょう。それゆえ学力を持たせるとサギ
をするから学校をつぶすべきだと結論したらどう思いますか。ベンケイとウシワカマルの
比較を、ここで思い出してください。交通機関のストライキはわたしたち乗客に一時的表
面的に不利益を与えますが、これは働くもの全部の根本的な利益につながっていることを
見失ってはなりません。宗教家は、宗教の教えの正しい面や、教化の実例を誇ります。
わたしは宗教を神がかりだと非難しますがこういう一面を決して否定しないのです。問題
はその他面について宗教家は口をつぐんでいるし、その正しい言葉を実行にうつさない人
が少なくないという事実で、わたしたちはこれを見逃してはならないのです。教えの正し
い部分は、実は宗教の本質と別個な性質のものです。だから「隣人を愛せよ」「万人は平
等である」などの思想はキリスト教の専売ではありません。宗教を迷信として排撃する人々
も、これと同一のことを説いています。しかも口さきばかりでなく実行しています。その行
動のみちびきとなっている理論は宗教とちがってあくまでも現実の世界に根拠をもとめてお
り、決して逆立ちしてはいないのです。


34 :哲学入門:02/04/13 15:17
宗教家は、徳田さん、志賀さんのような信念の上に立って行動をした人をほめて、これを
「宗教的信念」であるといいます。これは実は逆で、えらい宗教家の行動は現実的実践的
ですから、日蓮やキリストのような偉大な宗教家や赤岩栄さんのように社会の改革を積極
的に実践する人々のほうを「唯物論的実践」といってほめるのが正しいのですね。
 ――宗教家は宗教にふくまれたちいさい真理の正しさを力説しながら、これを度はずれ
に拡大して思想全体が真理であるといい、同時に科学の末節にくっついているあやまりや
科学者の失敗をあげてこのあやまりを度はずれに拡大し、その根本がまちがっていると反
対するのですね。こう考えてよいでしょうか。
 ――実際そのとおりです!その「度はずれに拡大」するところに、「生長の家」のトリ
ックもあるのです。お筆先の中からいま一節を示しますから、批判してみてください。
   かの楽聖ベートーヴェンの
   有名なる諸作品は
   彼の肉体の耳しひて
   物体の音響を殆ど弁別し難き晩年に到りて作曲せられしに非ずや。
   彼の肉体の耳はしひたれども
   心の耳開けたれば、
   心の耳ピアノの鍵盤に触るるに従ひて
   その微妙なる奏曲を分別し得たるなり。
   かの如く人は
   心だに肉体に捉れざれば
   眼なくして物を見
   耳なくして物を聞き
   体なくして物に触るるを得るは事実にして理論にあらず。


35 :哲学入門:02/04/13 15:19
 ――これはすこぶる簡単ですね。ベートーヴェンにも耳のよくきこえた時代があって、
その時代に十分勉強したのでしょう。もし生まれつき耳がきこえなければ、音楽につい
て正しい理解をもつなどできませんから、ふつうの人を同じような音楽などつくれるは
ずがないでしょう。ここでは「晩年」というところが重要で、この条件づきのツンボだ
ったからこそ耳がきこえなくても音楽をあたまの中でつくりあげて記録にのこすことが
できたのです。この条件を無視して、度はずれに拡大したところがトリックです。ここ
からすべてのツンボが「心の耳で物を聞く」ことができる、したがって「音をきくのに
耳はいらない」という、バカバカしい結論にもっていったのです。
 ――結構です。レーニンは「弁証法の問題に寄せて」という哲学ノートの断片のなか
で、こう書いています。
 「弁証法的唯物論の見地からは、哲学的観念論は、認識の諸特徴、諸方面、諸限界の
一つが、物質や自然から切りはなされ、神化された絶対へと、一面的に、大げさに、度
はずれに(デイーツゲン)発展され(膨張され拡大され)たものである」
「生長の家」の説くところも、すべてこういうかたちをとって出来上っていることは、も
うわかったでしょう。
 ――いや、よくわかりました。……しかし何ですね。こういう対話を公開すると、「生
長の家」から文句が出ませんか?
 ――絶対大丈夫です。考えてごらんなさい。聖典は「吾らを苦しむる力は真に客観的に
実在する力にはあらず。吾が心がみづから描きし夢によって吾と吾が心を苦しむるに過ぎ
ず」と教えているではありませんか。この対話をよんで、谷口先生が眼で見た文章が客観
的にあるなんて、自分の五官を信じるならそれはとんでもないまちがいでしょう。それは
みんな先生自身が悪いのですからね。「生命の実相」の教祖ともあろうものが、そんな教
えにそむいたまちがったことをするはずがないじゃありませんか!あはははは。
 ――あはははは。


36 :新興宗教のウラがわかる本:02/04/13 15:22
『新興宗教のウラがわかる本 カネと権力と醜聞にうごめく教祖たち』
著者 段勲 政界往来社 1986
 教団運営に後顧の憂いを残したカリスマ教祖 生長の家・故谷口雅春総裁
 総本山建設に二百億円投じた“出版宗教”
 長崎県・大村湾をのぞむ西彼町の「生長の家」総本山を訪ねた宗教ジャーナリストが、小高
い山に登り、上から同教団の全景をカメラに撮ろうとした。同道した教団職員に、
「ところで、生長の家の敷地はどこからどこまでですか」
と、尋ねた。するとその職員は、涼しい顔をしてこう答えたそうである。
「はい。あなたの目で眺められる範囲が全部そうです」――。
 国鉄・長崎駅から大村湾県立公園に面した国道二〇六号線をバスでひた走るこ
と約七十分。西彼町を突き抜ける国道横に朱塗りの大鳥居がドカンと見えてくる。
「住吉本宮」の看板が中央に据えられた高さ二十二メートルの大鳥居は、なんで
も日本で二番目に大きいものだという。
 この大鳥居を玄関口にして、山を切り開いて建てられたのが生長の家総本山で
ある。教団の発表によると総面積が約百万坪(三百三十万平方メートル)。西彼
町全体の面積が約六千九百五十平方メートルだから、生長の家総本山は、その約
二十一分の一を占めることになる。
 生長の家本部は東京都渋谷区神宮前(現在)に置かれているが、昭和五十年、
約二百億円の巨費を投じてこの長崎に総本山を建設した。
 公称信者数は三百三万人(『宗教年鑑』五十九年度版=文化庁編)で、久保継
成率いる「霊友会」の三百十万人とほぼ同規模の勢力である。ただし、同規模と
はいえ久保継成の場合は、初代会長の伯母・小谷喜美から受け継いだ跡取りだが、
生長の家は故谷口雅春(六十年六月十七日、享年九十一歳の大往生)が一代で築い
たものだ。


37 :新興宗教のウラがわかる本:02/04/13 15:24
 谷口雅春は、新興宗教の教祖の中で、カリスマ的要素を持った最後の人物といわれた。
生前、谷口の思想が左、右とクルックルッと変わった。そんな谷口の性格に反発を感じ
て、生長の家と別れた何人かの幹部もいたが、創設以来、過半世紀の間にこれといった
組織分裂も内紛もなく、まずは順風な組織運営であった。そのカリスマ指導者である谷
口の生涯をしばらく追ってみることにしよう。なぜなら谷口の足跡は即、教団「生長の
家」の歴史でもあるからだ。
 谷口雅春は明治二十六年十一月、兵庫県八部郡で農業を営む父・音吉、母・うまの次
男坊として生まれている。四歳のときに、音吉の妹のところに養子に出された。大阪市
立春日出尋常高等小学校を首席で卒業したというから頭は切れたらしい。
 明治四十四年に、早稲田大学高等予科(文科)に入学。大正一年に、早稲田大学文学
部英文科乙組に進学した。早大時代の同窓生に作家の直木三十五、詩人の西條八十、文
芸評論家の青野季吉、評論家の木村毅といったメンバーがいた。
 大正三年に早稲田を中退。理由はつまびらかではないが、このころ、何度かの恋に破
れた文学青年で、中退の原因も女性ではなかったか、ともいわれている。大学を去った
後、摂津紡績(現在のユニチカ)に入社するが、ほどなくして退社。そして七年、京都
府綾部の大本(通称、大本教)を訪ねて入信した。谷口が宗教と最初に関わったのがこ
の大本であった。大本では教祖の出口王仁三郎に文才が認められ、同教団の本などを書
いていたという。
 昭和四年十二月に雑誌「生長の家」創刊号(定価三十銭)を印刷。その巻頭の言葉は、
「蛇に睨まれた蛙のような恐怖心が就職、入学試験の失敗や病気、軍備を生む」
 というものであった。そして翌五年、「生長の家」の名称で宣布を開始するのである。
昭和五年といえば、創価学会の前身「創価教育学会」が開創された年でもあった。
 谷口の「生長の家」の布教は、すでに結婚していた輝子夫人とたった二人で、雑誌
「生長の家」を売り歩くことから始まったのだ。そのために生長の家は、“出版宗教”
などともやゆされている。


38 :Mr.名無しさん:02/04/13 15:25
「哲学入門」こいつは、なに本気で書いてんだ?
こういう奴と友達になった奴は大変だろうな。
自分の言いたい事だけべらべらしゃべって。

39 :新興宗教のウラがわかる本:02/04/13 15:27
 海外布教に精を出した谷口雅春
 教団「生長の家」の教義基本になった谷口雅春著の『生命の実相』第一巻が出版された
のは昭和七年である。十一年に教化団体「生長の家」を設立。同年、婦人部組織である
「白鳩会」を結成している。そして二十一年九月に宗教法人令に基づき、宗教法人・生長
の家が設立された。
 三十九年に政治結社「生長の家政治連合」を発足させ、翌年の四十年七月、参院選全国
区に初めて玉置和郎(現・衆院議員)を推せんし、第三位で当選させている。
 また、「生長の家」は海外布教にも熱心で、早くも昭和二十五年には教団幹部をハワイ、
アメリカ本土に派遣。三十年にはハワイに駐在員を置いた。また、谷口自身、戦後、三度
にわたって海外に出ている。一回目は昭和三十八年三月、ハワイを振り出しに、ニューヨ
ークなどアメリカの主要都市を回ってメキシコ、ブラジルに向い、ロンドン、ジュネーブ、
パリなど、約半年間世界中を回って海外会員の激励に奔走している。二回目は四十七年、
やはり、アメリカ、メキシコなどに二ヵ月間滞在。そして、三度目も四十八年にアメリカ、
メキシコなどを回った。
 現在、生長の家の海外会員数は約百万人ともいわれ、韓国、中華民国、シンガポール、
スリランカ。イギリス、西ドイツ、オーストラリア、ガーナ。アメリカではハワイ、ロサ
ンゼルス。カナダのバンクーバー、トロント。ほか、ブラジルなど、世界主要都市を中心
に伝道本部、会館を置いている。
 また、谷口は自筆の個人雑誌を販売し、読ませることからスタートした教団だけに、谷
口自身、晩年まで本を書き続け、作家も顔負けの多くの著書を残している。
 代表的なものでは、『生命の実相』全二十巻。同書の発行部数は今日までで千六百万部
に達し、さらに英語、ポルトガル語、スペイン語、ドイツ語、韓国語、中国語の六カ国語
に翻訳されているという。ほか、『真理』全十巻。『谷口雅春選集』『新選谷口雅春選集』
『新選谷口雅春法話集』『谷口雅春童話集』。かたわら教団の定期刊行物である「生長の
家」「白鳩」「光の泉」「精神科学」「理想世界」などの月刊雑誌や、新聞「聖使命」な
どに著作を発表してきた。


40 :新興宗教のウラがわかる本:02/04/13 15:28
 出版教団といわれるだけあって、定期刊行物も数多く、あわせて谷口著なる単行本もま
た膨大な量である。教団・婦人部組織の「白鳩会」会員が筆者に声を秘めてこう訴えたこ
とがあった。「機関誌は現在、月刊誌で六冊出ているでしょうか。それに新聞ですよね。
月刊誌は全部は読みませんけど、ほとんどは定期講読しております。このほか、毎月のよ
うに単行本を買わされるんです。創価学会さんの場合も本の押し付けがすごいと聞いてま
すけど、生長の家だって同じです。もともと生長の家は、本を売った代金によって教団を
維持してきたのですから、しょうがありませんけどね。あんまり読みたくない本でも、先
輩から勧められますと、教団内には拒否できないような雰囲気があるんです」
 生長の家の財源は、この出版物の販売で得る年間数十億円の収入と、ほか財源の柱とし
ては、「聖使命会」会員による会費がある。
 聖使命会とは、昭和二十九年四月に発足した教団の布教機関である。会員数は約七十四
万人といわれているが、聖使命会であるそれら会員が月々の会費を本部に納めるわけであ
る。会費のランクも次ぎのような五段階に分けられているのだ。
@家族会員(月額一口百円)、A護持会員(同四百円以上)、B什一会員(同千円以上)
C特志会員(同一万円以上)、D名誉会員(同十万円以上)――。また、十万円
以上の名誉会員には、名誉記章を贈ったり、一万円以上の特志会員には、やはり記章と色
紙などが贈られる。こういう差別待遇を施すことによって、会員の心情をくすぐり、名誉
記章が貰えるように早く一番上のランクにあがりなさい、ということであろう。
 では、聖使命会員が月々に本部に納める会費の総額はいかほどになるのか。五段階の真
ん中をとって、会員一人当たり千円にすると、会員数が七十四万人であるから、七億四千
万円である。一年で八十八億八千万円だ。むろんこれは非課税だから、本部が丸ごと使え
ることになる。


41 :新興宗教のウラがわかる本:02/04/13 15:30
 出版物の販売及び聖使命会会費のほかに、生長の家の収入源として、練成会場で行われ
る練成会がある。この参加者は“奉納金”を本部に出さなければいけない。
 現在、練成道場は全国に北から「本部練成道場」、「富士河口練成道場」、「宇治別格
本山」、「松蔭練成道場」、「ゆには練成道場」それに「総本山・龍宮住吉本宮練成会」
の六ヵ所である。
 筆者の手元に、生長の家総本山内にある「龍宮住吉本宮練成会」の案内パンフレットが
ある。
“住吉大神との荘厳なる出会いの練成会であなたの運命は浄化され永遠の神性が甦る!!”
と、アピールされ、練成会の月別行事、日程、奉納金額が紹介されている。練成会の行事
名と奉納金額は、「龍宮住吉本宮練成会」(奉納金、全期二万五千円以上、一日二千五百
円以上)、団体参拝練成会(奉納金一万円以上)、長寿ホーム練成会(奉納金一万二千五
百円以上)、境内地献労練成会(奉納金、随意)、栄える練成会(奉納金七千円以上)、母
親練成会(奉納金六千円以上)の六種類に分かれている。
 ところで、会員が練成道場に宿泊(期間は三日から十日間程度)してどんなことをする
のか。
 案内パンフレットによると、教義の勉強が中心で、本部があらかじめ用意したテキスト
で学習を進めるのである。
 そのテキストの中には“私の日本憲法論”なんていうのもあり、生長の家らしい特色が
現われている。


42 :長文お断り:02/04/13 15:30
長い文はご遠慮ください。
掲示板では短文で意を伝えるとことが極意です、技術です。
世界一短い詩である俳句を詠む日本人として、頑張りましょう。

43 :新興宗教のウラがわかる本:02/04/13 15:32
 奉納金提示価格に“以上”がある意味
 さて問題である。
 奉納金とは神仏に献上する金のこと。つまり神仏は、いくら出せとは請求しないから、
出す本人たちの気持ち、真心のお金でいいわけである。ところが、このパンフには奉納
金と明記され、しかも、その下にハッキリと価格が提示されている。
 なぜこれが問題かというと、税務当局の判断いかんによっては、課税対象になりかね
ないからだ。奉納金であれば、宗教法人の“本来の事業”ということで非課税になる。
しかし、価格を明記して会員から徴収し、食事付きで寝泊りさせていれば、会員が支払う
“奉納金”は、“宿泊及び食事代”との要素が多分に強くなるからだ。つまり、旅館の対
象にされかねないのだ。さて、税務当局はどのような判断をみせているのだろうか。
 教団側は、あくまで「奉納金」であると主張したいようだ。だが、それは百歩譲ったと
しても、この価格の提示のあり方に関して、ひとつしこりが残る。いったい、奉納金の提
示価格が、○○円以上という“以上”の意味はどういうことなのだろうか。
 宗教法人は、周知の通り、公益法人であって、営利を目的にした団体ではない。そのた
めに非課税という恩恵もあるのだ。奉納金額が明示されるだけでも鼻持ちならないのに、
“以上”まで付けてある。わざわざ“以上”を付けた意味を自己流に解釈すれば、教団側が、
“会員の皆さん、提示価格以上のお金を出してください。この提示価格は原価で、これ以
上貰わないと教団は儲からないんです”と、泣き事を言っているようにも思えるのだ。
 税金といえば、生長の家が二百億円も投入して総本山を建設し、職員ともども西彼町に引
っ越してきたとき、町はほくそえんだ。押し寄せるおおぜいの会員が町に金を落としてくれ
る、と。ところが、期待はみごとにはずれた。会員は、町中を素通りして山中の総本山に入
ると、もう外には出て来ないからだ。


44 :新興宗教のウラがわかる本:02/04/13 15:33
 しかも、前述した通り、生長の家は西彼町総面積の約二十一分の一もの土地を占めてい
るが、なにぶん宗教法人のために固定資産税はゼロ、したがって、生長の家から町が広大
な土地を持っていかれただけで、そこにはなんの見返りも生じないのだ。会員は町に金を
落とさないし、町にとっては踏んだり蹴ったりである。
 ただ、谷口雅春が住まいとしていた宅地、約六千四百平方メートル部分から、わずかな
固定資産税(年約九十万円)がとれるだけであるという。
 税問題はこれくらいにして、ここらで生長の家の組織形成について見てみよう。
 生長の家は、総裁を頭に副総裁、理事長、そして、その下に十五人ばかりの理事がいる。
下部組織には、まず、生長の家は婦人の力で持っているといわれる婦人組織の「生長の家
白鳩会」。ほか「生長の家青年会」、「生長の家栄える会」。さらに、関連団体として
「宗教法人・生長の家宇治別格本山」、「(財)生長の家社会事業団」、「(財)新教育
者連盟」、「(株)日本教文社」、「(財)世界聖典普及協会」、「合資会社・光明社」
などがある。
 そして、谷内雅春亡き後、生長の家の頂点に立ったのが、谷口清超二代目総裁である。
 谷口清超新総裁は旧姓を荒地といい、山口県萩市生まれの六十五歳。昭和十六年、東
大文学部心理学科を卒業した学究肌の人物で、生長の家には卒業した年に入信している。
 昭和二十一年十一月、当時、谷口雅春の秘書室長(文化企画部長兼任)を務めていた
清超が谷口の娘・恵美子と結婚。二人の出会いは、清超が生長の家関係の出版社でエマ
ーソンの翻訳などの仕事を手伝っていたとき、といわれる。が、もう一方の説である、
谷口雅春が清超の才能を認め、娘・恵美子の養嗣子に迎えた、の方に信ぴょう性があるようだ。


45 :新興宗教のウラがわかる本:02/04/13 15:36
 清超は、谷口の娘・恵美子と結婚後は、総裁の片腕的な活動を展開する。昭和三十一
一月、沖縄訪問をはじめ、同年六月にハワイ、アメリカ、ブラジルを訪問。四十五年七
月、ブラジル。四十九年七月、ガーナ。五十二年七月、メキシコ、再びブラジル、アメ
リカ、ハワイ、など海外を飛び回り、海外生長の家会員の布教指導に熱を入れている。
 著書もこれまで『谷口清超宗教論集』『谷口清超人生論集』など多数で、家庭におい
ては二男二女の父親だ。また、清超の長女・佳世子は、三島事件で自衛隊に突入した
「楯の会」の古賀浩靖と結婚している。
 ところで、東大卒のエリートという申し分のない学究肌の清超だが、公称三百三万人
の宗教組織の長として適任なのかどうか。

 多難が予想される谷口清超の船出
 谷口清超は文学青年ということだが、新しもの好きで、パソコンやワープロなども使
いこなすという。性格も良いということだが、三百三万人の大組織を動かすには、性格
が良いだけでは務まらない。ある程度のカリスマ性が要求されるのだ。
 まして、先代・谷口雅春はカリスマの塊みたいな人間で、その性格が組織をぐいぐい
と引っぱってきた会員にもまた、それが総裁の魅力にもなっていた。だが清超には、そ
れが欠けているというのだ。
 六十年六月、先代・谷口総裁が他界したとき、多くの会員たちは、
“虚脱状態”
になったという。創始者が亡くなり、沈みかけている組織を、清超はどこまで盛り上げ
ることができるのか。また、その力量はあるのか。
「それと、もうひとつ心配ごとがあります」
というのは、出版物を押し付けられて苦労しますと言っていた前出「白鳩会」の会員で
ある。心配ごとの中味はこうである。


46 :新興宗教のウラがわかる本:02/04/13 15:37
 生長の家は、出版宗教と呼称されるほか、他の教団からは“生長の家は白鳩会で支えら
れている”と評価されるほど、教団内における白鳩会の存在が幅をきかしている。
 その白鳩会の総裁を長年、先代の谷口雅春夫人の輝子が務め、同会の実権を握ってきた。
また、輝子同様、清超夫人の恵美子もしろ鳩かいには相応の影響力を持っている。恵美子
は『飛べ!!平和の白鳩』(共著)の著書も持っているほどだ。教団内には一時期、二代目
総裁に恵美子を、との話しが出たこともあったらしい。
 先の「白鳩会」会員が口を開く。
「雅春先生がお亡くなりになったでしょう。いくら白鳩会が強いといっても、雅春先生の
前では子供みたいなものです。その先生が亡くなって、白鳩会を押さえる人がいなくなっ
たんです。清超先生には、まだそのお力はないでしょうしね。そうしますと、白鳩会がど
んどん頭角を現わして、その頂点に輝子夫人、恵美子夫人がいるとなりますと、清超先生
の存在価値はますます薄くなってまいります。
 総裁という教団の看板が消えているようでは、組織は必ず乱れてくると思うんですよね」
 生長の家二代目総裁・谷口清超の船出はどうやら多難の雲行きである――。


47 :哲学入門:02/04/13 15:40
>>38
哲学入門(仮説社)三浦つとむ著 1948年初出
 

48 :ご注意:02/04/13 15:42
長い文はご遠慮ください。
掲示板では短文で意を伝えるとことが極意です、技術です。
世界一短い詩である俳句を詠む日本人として、努力してください。



49 :名無しさん@1周年:02/04/13 18:48
>長い文はご遠慮ください。
>短文で意を伝えるとことが極意です、技術です。
>世界一短い詩である俳句を詠む日本人として、努力してください。

  >生命の実相・全40巻




50 :名無しさん@1周年:02/04/13 21:27
古くて見当違いな評論張り付けて伯母かな人が約一名
なんかトラウマあるんじゃないかな
自分の意見を自分の言葉で語ってごらんよ。
治療の糸口が見いだせるかもしれないからね。

51 :三浦つとむ氏略歴:02/04/15 15:49
1911年〜1989年
時枝誠記の言語過程説を、批判的に繼承、唯物論的に修正し、發展させた。
「主體的唯物論者」として知られる。在野のマルクス主義學者。


52 :基本:02/04/15 17:13
   || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
   || ★★荒らしは放置が一番キライ!★★
   ||    〜 荒らしは常に誰かの反応を待っています 〜
   ||
   || ●重複スレには誘導リンクを貼って放置!
   || ウザイと思ったらそのまま放置!
   ||
   || ▲放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います!
   || ノセられてレスしたらその時点であなたの負け!
   ||
   || ■反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです
   || 荒らしにエサを与えないで下さい
   ||
   || ☆枯死するまで孤独に暴れさせておいて
   || ゴミが溜まったら削除が一番です 。   Λ_Λ
   ||                       \ (゚ー゚*) キホン。
   ||________________  ⊂⊂ |
      ∧ ∧    ∧ ∧    ∧ ∧    | ̄ ̄ ̄ ̄|
      (  ∧ ∧ (   ∧ ∧ (  ∧ ∧ |      |
    〜(_(  ∧ ∧ __(  ∧ ∧__(   ∧ ∧ ̄ ̄ ̄
      〜(_(  ∧ ∧_(  ∧ ∧_(   ∧ ∧  は〜い、先生。
        〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)〜(_(   ,,)
          〜(___ノ  〜(___ノ   〜(___ノ


53 :「宇宙」語録:02/04/15 19:37
402 名前: 宇宙 投稿日: 01/10/23 06:45

#397さんの触れている貴康氏の文章が読みたいです。

800 名前: 宇宙 投稿日: 02/01/11 12:58

図書館に有った1冊の谷口雅春氏の「生命の実相」に出会って以来、
最も理論的な宗教哲学だと思いながら読み続けています。1つだけ
判らないのは「完全である神の子の自分」が何故苦しみや病の有る
ように見えるこの社会に生まれて生きているのでしょうか?まあ
徐々に判るようになる事かもしれませんが、信徒の皆さん(生長の家
の本を読んだ事の無い人は回答しないで下さい。混乱するので)は
どう考えていますか。

672 :宇宙 :02/03/24 23:46
このような所謂、攻撃的文章を見ると書いている人は「生命の実相」を読んだ
事があるのか?読んだとしても何を理解しているのか?疑問に思われますね。

759 :宇宙 :02/03/28 13:14
中山という議員は何なのか?教えてください。


54 :生長の家の戦争観:02/04/16 21:31
生長の家の15年戦争(大東亜戦争)に対するスタンス
立教当初
昭和四年十二月に雑誌「生長の家」創刊号(定価三十銭)を印刷。その巻頭の言葉は、
「蛇に睨まれた蛙のような恐怖心が就職、入学試験の失敗や病気、軍備を生む」
 というものであった。
    “否定的”
      ↓
15年戦争勃発〜大東亜戦争終戦少し前まで
    “肯定的”  
      ↓
谷口雅春氏GHQから公職追放解除される昭和26、27年ごろまで
    “否定的”
      ↓
谷口雅春氏昭和26、27年ごろから再び
    “肯定的”
      ↓
谷口清超氏、雅宣氏 
    “否定的”

55 :名無しさん@1周年:02/04/16 21:43
節操ないな。

56 :名無しさん@1周年:02/04/16 22:38
谷口なんて単なる文学オタクだろ。
生命の実相なんて全部パクリ。

57 :名無しさん@1周年:02/04/16 22:56
AGE

58 :名無しさん@1周年:02/04/19 16:40
age


59 :aaa:02/04/21 19:19
age

60 :名無しさん@1周年:02/04/27 17:55
age

61 :名無しさん@1周年:02/05/02 21:45
age

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